溝干山で滑落事故発生
2024-03-27


午後7時からの役員会に出席。溝干山で滑落し骨折するという事故が報告された。山頂直下の傾斜がきつい上にザレ場ということらしい。風化花崗岩の登山道が登山者によって歩かれて行くうちに固まり滑落しやすくなっている。それなのでフィックスロープもあるのだが1mほど滑落してしまったらしい。
 いっそ、下まで滑れば足の骨への負荷が無くなって骨折は免れていたかも知れない。状況としては本人の不注意とLが注意喚起しなかったことも話題になった。もう一つ問うたことは靴底のゴム質はどうだったのか、だがだれも注意していなかったみたい。
 ゴムは古くなると経年変化で固くなるからザレ場では滑りやすくなる。スタッドレスタイヤも同じで古くなると凍結した道路の走破力が弱くなるのと同じ原理である。
 劣化したゴムはグリップ力が低下することを頭に入れた上で登山することである。
 昨年12月は伊勢山上でも事故があった。会員のレベルが低くなったのはなぜだろう。言われないと(指導されないと)リスクを意識できないのは経験不足である。
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