春尽きて冬物の衣を仕舞けり 拙作
2022-04-12


朝からさわやかな風が入る。まるで5月に入ったかのようだ。気分は上々なので溜まった冬物の整理を始めた。あちこちに散らかった割には活用機会がぐんと減った。空の整理箱に冬物の長袖の下着、ロングパンツなどをしまう。またウール製品も別の空き缶にしまう。後で防虫剤を入れることにする。
 コートも目障りになってきた。この冬は新年会などの宴会もなく、着る機会はなかった。厚地のパジャマも見ただけで暑そうだ。
 そして半袖の下着、ハーフパンツ、ワイシャツ、Tシャツなどの春物の衣料を出した。これで日常生活は足りるだろう。さらにスタッドレスタイヤからサマータイヤに履き替えたい。昨年は5月の初めだった。
 寝室も窓のない物置代わりの部屋から二面が窓のベランダに面した部屋に入れ替える。夜の気温は下がるので寝入りやすく、朝は早く日の出を感じるので目覚めが早くなる。
 閑話休題。
 午前中は知人の女性から息子の離婚手続きは明日にも済む段取りになったと電話があった。妻の不倫に振り回されてきた日常がやっと安静を取り戻す。相談者自身の母の相続の件でも土地を相続するか否か悩んでいた。好物件だから悩む。
 齢を重ねれば財産特に不動産などの持ち物は減らしたいものだ。不動産は流動性(換金性)のなさでは一番だ。しかし、流動性がないから長く保てるともいえる。
 生活できる金を確保できればそれ以上を望まないでいること。今後、当人の認知症発症、家族に癌で亡くなった身内がおれば発症の可能性もある。持ち過ぎると法的な手続きも煩雑になるだろう。女性らしく話好きなので途切れないから身軽に身軽にと念仏を唱えるようにお応えした。終わったら1時間半近く携帯電話を握ったのでしびれがきた。
[天白歳時記]
[短歌&俳句]
[行政書士]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット