80年前、1941年のマレー海戦で日本軍の航空機に撃沈された英国の空母プリンスオブウェールズは大英帝国の象徴のような存在だった。チャ―チルはとても嘆いたという。
日本の敗戦後、英国やオランダは戦争で勝者側になったが英国は植民地のインドを失い、オランダは産油国のインドネシアを失った。今はともに欧州の貧乏国になり果てて、今も日本を憎む。皇室の方が訪欧した際には生卵を投げつけられたという。戦時中は捕虜になり、食事の総菜に牛蒡が出たら、木の根を食わされたと根に持っていたともいう。
そんな恩讐を越えて英国海軍の空母クイーン・エリザベスが横須賀港に寄港している。岸防衛大臣は「日本に寄港する意義は大きく『自由で開かれたインド太平洋』の維持・強化のため、わが国との連携が地域の平和と安定を促進する」と述べている。(NHK)かつての敵同士が今は、新たな敵となった中国に対峙し始めた。大きな歴史の転換点を感じるニュースである。
英国とは明治維新以後、鉄道敷設の指導を仰いだ。言わば近代化の先導役だった。W・ウェストンの指導で日本山岳会も設立された。第二次世界大戦では敵性国になり、上高地のレリーフも取り外して保管された。戦後になって復元された。
日清戦争、日露戦争とも戦費調達の協力国だったし、日英同盟もあった。先の大戦では鬼畜米英と敵国に分かれて戦ったのだった。そして再び歩み寄り手を組む日英。
ユーチューブで見つかった80年前のマレー海戦で日本軍の航空機に撃沈された勝利を祝って即製された歌謡曲
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