万緑や紅一点咲く芍薬 拙作
2021-06-20


万緑が季語に採用されたのは
「「万緑」は、見渡す限り一面の緑の意。「叢中」は、くさむらの中の意。

 見渡す限り緑のくさむらの中に、ただ一輪、紅色の花が艶やかに咲いている意味から。

 王安石の詩『石榴を詠ず』に「万緑叢中紅一点、人を動かすに春色多きを須いず(人の心を動かす春の景色に多くのものは要らない。赤い一輪の花だけで充分だ)」とあるのに基づく。
略して、「紅一点」ともいう。」

・・・まさに万緑の由来の原風景のようなものだった。
[天白歳時記]
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