支部報が縁のたよりや梅雨の雷 拙作
2021-06-17


母校と山岳会の大先輩のSさんのミニ評伝を書いたら結構反響があった。第一に九州のIさんから手紙とお菓子をいただいた。Iさんの要望でSさんの未亡人にそのミニ評伝の掲載された支部報を送ったところ、昨日はお礼のはがきが届いた。
 大量遭難や晩年の病気など「いろいろありましたけど懐かしく思い出された」としたためてあった。昭和8年生まれならば88歳のご高齢になる。しかし、よわいを感じさせない筆圧の効いた達筆のはがきを読むとしっかりしておられる。何よりである。
 反響はまだまだ続き、次号の原稿の校正をしていたら明らかに拙稿に反応した文章があった。しかも元支部員である。そういう古い世代の象徴的な人物だったと改めて思った。みんな若かったのだ。
 外では雷が鳴っている。北の冷たい気流と南の温かい気流がぶつかり合ったのだろう。梅雨晴れ間にどこかの山をふらつきたいものだ。
[天白歳時記]
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