白露にて己が咀嚼にも親しみぬ 森 澄雄
2020-08-06


ブログ「深秋会」から
森 澄雄(1919〜2010)
白露(はくろ)が秋の季語。
次から次へと台風が来るにしても大気が澄んで来ましたね。一旦涼しくなってから暑くなると体に応えます。
白露は24節気のひとつで毎年7、8日ごろに訪れます。「陰気ようやく重なり、露凝って白き」の意味です。
秋は、初秋、仲秋、晩秋と分けられますが、その中で仲秋の前半には「白露」、後半には「秋分」を置いています。この頃は秋も次第に深まってきて露の降りるのも多くなります。
この句は、「己(し)が咀嚼(そしゃく)」する食べ物にもようやく慣れてきたと難しく表現しています。平易にいえば、白露の頃の食べ物は何もかもおいしいと言うことです。
作者もり・すみおの紹介は、2005年2月22日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
以上

・・・噛んで食べられることへの愛おしさを詠んでいるのだろう。噛むことは認知症予防にもなるという。

ブログ「ニュース&トピックス」から
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咀嚼によるダイエット効果とは?意外なメリットについて詳しく解説
2020.01.28

昔から「食べ物はよく噛んで食べるべき」と言われてきたこともあり、咀嚼の大切さを知っている方は多いものです。
食べ物をよく噛んで食べることで、胃腸への負担を減らしたり、食べ過ぎを予防したりすることができます。しかし、咀嚼は必ずしも健康面だけにメリットがあるわけではありません。
実は、咀嚼には「ダイエット効果」もあると言われているのです。
そこで、今回は咀嚼によるダイエット効果について、詳しくご紹介します。

咀嚼でダイエット効果が期待できる理由

咀嚼でダイエット効果が期待できるのには理由があります。
まずは、どのような理由があるのか次からの内容をご覧ください。

消化吸収を高める

咀嚼でダイエット効果が期待できる理由として、まず挙げられるのが「消化吸収を高める」といった点です。
しっかりと咀嚼することによって、食べ物がすりつぶされ、胃腸への負担を大幅に軽減します。
結果的に消化吸収を高めることにつながり、胃腸への負担を減らすことができるのです。胃腸への負担が軽減することで、代謝の低下を防ぎ「脂肪が燃焼しやすい身体づくり」に繋がります。

食欲抑制効果が期待できる

咀嚼を意識して食事することによって、食欲抑制効果を期待できます。
ヒトは、食べ物をたくさん噛むことによって「満腹中枢」が刺激されて、食欲を抑制する効果のあるホルモンが分泌されるのです。そのため、食べ過ぎを防ぐことができ、ダイエット効果を期待できるということになります。
実際、「つい食べ過ぎてしまう」という方の多くは、咀嚼が少なく、ドカ食いのような食べ方をしているケースが多い傾向にあります。
「食べ過ぎ予防」はダイエットにおいて重要ポイントですので、痩せたい方にとって咀嚼は大切といえるでしょう。

満腹感が長持ちする

しっかりと咀嚼して食事をすることにより、満腹感が長持ちするといったメリットがあります。
上述した「食欲抑制ホルモン」は、長時間分泌されますので、「さっき食べたのにもうお腹がすいた」といった事態に陥るのを防ぐことにつながるのです。
「食べても食べてもお腹がすく」「食後しばらくすると空腹を感じる」という場合は、咀嚼を意識してみることで、空腹に悩まされにくくなるでしょう。

咀嚼はカロリーを消費する

咀嚼することは「カロリー消費」につながります。
食事をするにあたり、咀嚼は「ただ顎を動かしているだけ」のイメージがありますが、実際は意外にも大きな消費カロリーとなっています。
顎を動かしているだけといっても、実際は食事中ずっと動かしていることになりますので、人によっては数十分〜1時間ほど噛み続けているということになるでしょう。

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