今日は鎌田則雄さんの「雪稜の八ヶ岳を登る」という山岳写真の個展に行った。いつもは日本山岳写真協会東海支部のメンバーによる出展になるが珍しく個展になった。
冬の八ヶ岳を撮ることに絞ったためにモノトーンになるかと思いきや青空が白い山とマッチして色調が良く出ている。白以外に山の尾根や谷の影をとらえた作品は立体感があって良い。白のベタッとした写真は観光写真によくある。
他には朝焼け(夕焼けか?)の色調をとらえた作品もよかった。被写体としての八ヶ岳は申し分ないが撮影場所、撮影時間などに一工夫が要る。前述した山影は陰影を深める。同じ山でも違う印象を与える。
刻々と変化してゆく山岳の条件をよく知悉して作品に投影するには相当な経験が要る。そういうものを発表したいという境地に達したのだろう。
帰りかけたら山友から電話があった。鎌田さんの個展はどこでやっているの、大永ビルディング(HCL)なんて知らない、という。 .
会場は中区錦1丁目のHCLフォトギャラリー2Fで。地下鉄伏見駅下車。構内を北の改札口で出るとキャノンのビル(名古屋インターシティ)の地下街に行く。地上に出て名古屋駅方面に行く。となりのビルである。入り口に個展の案内が置いてある。斜め向かいには名古屋観光ホテルがある。
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