余寒
2015-03-05


余寒とは余裕の寒さと覚へたり

またとなき青空の下柳の芽

梅咲くやそろそろ事を起こすべし

春眠の麻酔のごとき夢心地

冴へ返る水面に鳥が石のごと

山友の叔母の訃報や二月尽

春宵や幕末史など読み耽る
[短歌&俳句]

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