海の日以来狙っていた別山から三ノ峰の縦走を終えた。
　8/22の午前4時40分、同行のＨさんが来名。同乗して白鳥ＩＣ経由で市ノ瀬に向う。今回は千振尾根経由ではなく、楽して南竜山荘に一泊しての縦走にした。
　午前１０：２０のバスで別当出合まで乗車。砂防新道を登る。今日は意外に天気が良く遠くまで良く見えた。好天の元、１４：３０に到着。南竜山荘に投宿。泊まる人もお盆を過ぎてか少なめであった。Ｈさんが石川支部のＳさんを紹介してくれた。Ｈさんも初対面であったがシャツで分ったという。山のあれこれに話が弾んだ。
　8/23の午前４：３０分薄暗い中を山荘を出発。夜明け時刻も7/20頃は4：40だったが今は5：05に遅れる。日没時刻も早まる。ロングラン山行も8月が最後であろう。別山へは南縦走路に入る。まずは油坂の頭を目指す。一旦沢に下って急坂を登り返す。油坂という。
　稜線になると傾斜は緩み、縦走が始まる。周囲はお花畑である。大きく見えるギャップもゆっくり登って行くと案外な感じである。御舎利山を越えてようやく別山頂上であった。軽く食事を済ませて別山平に下る。三の峰がしっかりしたボリュームで聳える。
　三の峰を越えて避難小屋で休憩する。やがて裏側にある杉峠への縦走路を下る。道の途上でなつかしい石徹白の山々が見渡せる。痩せて急な道を下るとやがて６本杉となる。殆どの登山者はここで打波川源流の上池に下る。我々は杉峠を目指した。
　石川県と福井県境を直進すると巣晴らしいブナの森である。小さなギャップをいくつも越えた。立派な道標があるが杉峠は名前らしく杉がない。杉峠から下ると後はもうッ谷へ行くのみだ。車道出合に着いてＨさんは待機。私は空身で車を回収するために徒歩１５分で市ノ瀬のＰへ戻った。