2009-06-21
久々に根尾の源屋に出かけて鮎料理を堪能した。鮎塩焼き2尾、鮎味噌たれ1尾、ニジマスの刺身、アマゴの甘露煮、鮎フライ1尾合計川魚6尾で3000円のお値打ちな価格。他に鰻寿司、エゴマのたれの小芋、何品かの小鉢が付いてのこと。
若い板さんが小まめに働いていたので聞くと息子さんに代替わりしていた。祖父の元で修業中であろうか。R157は事実上根尾能郷で通行止めである。最奥の根尾の山村であるが11時半頃から食事していても次々来客があって忙しい感じである。味、ボリューム、見栄え、低価格と申し分ないから固定客があるのだろう。
2,3年前に源屋旅館の旧居は取り壊されて平地になっていたのが寂しい。今は旅館業はやめて仕出し料理で営業中である。かつて旧居に1回泊まったことがる。ぎしぎしいう造りの古い建物には違いないが懐かしい。トタン屋根の部屋にも2回は泊まった。いずれも能郷白山の登山であった。日帰りできる山を泊りがけで行くのは大変贅沢なことであるが仲間との語らいが楽しい。
食後はドライブしながら帰る。根尾川右岸から水鳥谷に入る。万緑のトンネルを走る。白い花房の見慣れない木がある。それも沢山ある。帰ってから調べるとニセアカシアであろう、と思う。
のりこし峠を越えると谷汲山に行ける。
高層の窓や目覚めの早き夏至
父の日は雨なり山に雲流る
水鳥谷(みどりたに)ニセアカシアの花咲きぬ
どくだみを摘む手の臭いきつかりし
霧深き梅雨の峠を越えにけり
西台山踏み跡見れど青葉闇
藪深き魚金山の登山口
JAで買うどくだみ茶の一袋
六月の美濃の産なる辛味大根
どくだみの花活けてある冷蔵庫
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