ローツェ南壁初登攀!但し山頂は踏めず!
2006-12-28


世界最大の3000mという南壁の冬期登攀を達成、頂上へは後41mまでせまりながら撤退でした。残念無念。無事の下山を祈念す。
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■ローツェ南壁登攀成功!
さきほど、東海支部に「冬期ローツェ南壁登山隊」から南壁を登り切っ
て稜線に出たという報告が入りました。
以下、その内容です。
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各位

取り急ぎご連絡致します。

12月27日、15時35分(NST) 第2次アタック隊(田辺、
山口、ペンバ・チョルテ)頂上稜線に到着。
時間的に頂上への登頂はあきらめましたが、雪煙なびくエベレストが目
の前に見えたそうです。
冬期ローツェ南壁の完登はされました。
16時17分、下山開始。現在、C3(8000m)に向けて、
移動中です。

皆様のご協力、ありがとうございました。
詳しくは後ほどお伝え致します。

(注)NST=ネパール時間、日本時間とは3時間

続いて中日新聞の記事を転載。

登頂は断念、南壁は克服 ローツェ挑戦の東海支部隊
 ヒマラヤにある世界第4位の高峰、ローツェ(8516m)に屈指の難ルートである南壁から挑んでいた日本山岳会東海支部隊は27日午後、頂上まであと41mを残し、時間切れなどのため登頂を断念した。同日夜、名古屋市内の同支部に連絡が入った。

 同隊は南壁からの冬季世界初登頂を期して2001、03年に次ぐ3度目の挑戦。この日、田辺治隊長(45)、山口貴弘隊員(33)とシェルパの最終アタック隊3人が南壁部分を完全に克服し、午後3時36分(現地時間)に頂上に続く稜線に出て8475m地点まで登った。だが、時間的に余裕がなくなり、体力的にも限界に達したため、頂上を目前に無念の撤退を余儀なくされた。(共同)

(2006年12月27日 21時57分)
[山岳会]
[山]

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