鶴舞図書館へ返却
2025-06-25


先々週借りた4冊の幕末史の本を返却する。2週間では読み切れない。その前に気になった漢詩の箇所をスマホに撮っておいた。
 アヘン戦争の小見出しがある。清国がアヘン戦争に負けた事実を知った。その事実を漢詩に書き留めた。

 〇読罷めて悠然夕扉に坐す。千古を睨看すれば、計、多く違う。

 近頃聞く、元靼の逼警を傳うと。世上豈に一岳飛無からんや。


 〇蛮瘴、秋、腥(なまぐさ)し、〓厦門。浩洋、波黒くして城船を漾わす。

 将軍、力尽き兵威挫く。晝も昏し阿片の煙。(弘化三年)

 岩瀬忠震は1818年〜1861年。弘化3年は1846年。なので28歳の時。アヘン戦争は1839年〜1860年。
 1855年 38歳 ロシアプウチャーチンと応接
 1856年 39歳 ハリスと応接
 1857年 40歳 オランダ・ロシアとの和親追加条約締結
           老中に横浜開港建白書提出
           日米修好通商条約でハリスと談判、条約終了。
 1858年 41歳 条約を勅許を得るために京都へ出張。
           オランダ、ロシア、イギリス、フランスとも調印
           外国奉行になるが調印後作事奉行に左遷。
 1859年 42歳  14代将軍継嗣問題で井伊直弼大老の怒りを受け、永
            蟄居。
 1861年 44歳  7月11日岐雲園で死去。
[本]

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