2025-02-06
14時から2時間、令和7年度の丁種封印再委託にかかる新規丁種会員の募集に伴う事前研修会を受講。受講後考査もあり、多数の受講生が真剣に取り組んだ。
今回の受講だけでも昨年半ばに遭遇した愛車の車検の不受理から新しい中古車の車検、封印の仕組みの一連の手続きの流れを理解することができた。この仕事に着目した理由も愛車の車検手続きへの疑問があったからである。
少なくとも昨年7月末まではディーラーで車検は通ってきた。それが車体下部の錆びで通らなくなった。新たに中古車をネットで探して購入。近くのディーラーで今後は車検、修理などをお願いすることとなった。
Vベルトとテンショナーの交換までは良かったが冷却水の交換依頼から変なことを言い出した。それがはみタイヤである。保安基準に反するから車検認定の工場には受け入れできないと言い出した。
そこで中川区の陸運局、中古車販売店、クルマ用品販売店などに聞き込みしてみた。陸運局の聞き込みで分かったことは保安基準ではみだしは両側2センチまでは良い、という話だった。なのでフェンダーモールを取り付けると解決できる。以後、同類他車でフェンダーモールの取り付け車に注意しているとたまに見かける。まあまあアクセントにはなる。但し傷が付き易いから余計なものに違いない。安い鉄の合法サイズのホイールを入手して違法状態のアルミホイールと交換する方が良い。
どちらもおカネがかかるから近道はない。
車検通過後なのになぜ違法なはみタイヤなのか、購入した販売店に直接問うと、購入した県で「予備検査」を受ける。この場合は鉄の合法サイズのホイールを装着する。予備検査合格後ははみタイヤの違法なアルミホイールに付け替えて名古屋に陸送、陸運局で書類上で正式に車検合格となる。はみタイヤでありながら市中を走ることができる。
ここに法の抜け道を潜り抜ける詐欺に近い手口がある。
前に乗っていた車はディーラーは違うがアルミホイールのタイヤでも問題はなかったのだ。合法か、違法かはもう車は人手に渡って確認はできない。
クルマ用品販売店で聞くと予備検査の手口があるよ、と教えてくれた。カー用品店でも中古車販売店でも違法と知りながらアルミホイールを売っているのである。しかし、責任は所有者(ユーザー)になる。
WEBの広告ではアルミホイールを装着した写真だったが現地で実車を実検すると鉄チンだったから中古のアルミホイールを購入したのに無駄になった。こちらに過失はないので実損が確定したら請求してみたい。
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