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すぐ上の高まりに重い足を運ぶと5分ほどで2130mのコブであった。地形図ではここに摺古木山と印刷されている。宮の字をデザインして、8の字に見える宮標石が埋まっている。ここで休憩。オレンジを切って皆さんに食べてもらう。ああ、もう安全圏に来ているという安堵感は何ものにも代え難い。
ここから腰をあげて休憩舎への道を分ける自然園のピークを踏む。そしてコブを越えると1等三角点と御料局三角点のある山頂だった。誰も居ない山頂で景色を楽しんだ。人の声が風に乗って聞こえてきた。昨日林道で見かけたパーティーだ。安平路山へ行ってきたという。日本三百名山の追っかけが多くなった。登山道の状況が悪くても、遠方でもかまわずに来る。今日は関東勢だった。
我々も本流に沿う登山道を下った。どこかに仲間のパーティが溯っているはずだ。声を出したが反応はなかった。ドンドンくだるとあっという間に林道終点の休憩舎に着いた。そこから入渓地まではいくらもなかった。身支度を整えて再び林道を走った。帰りには大平宿の大蔵家を訪ねた。昨日朝よりももっと来訪者がいた。大賑わいの宿を後にした。
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仮にわれわれが溯った沢を黒川左俣、仲間のルートは右俣としておく。
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